2009-03-03

初節句


我が家は娘が2人もいるというのに、いままで初節句をして来なかった。アパート住まい+猫が3匹もいる状況でお雛さんは・・ということで先延ばしにし、それでも何にも無しではかわいそうだということで、実家の母が買ってくれた小さな土雛の親王飾りだけは毎年出していた。今年はシアトルから送られて来た7段飾りが僅か2週間前だったがなんとか間に合い、やっとこさ桃の節句らしいことが行なえてホッとしている。やっぱりこの時期どーんとお雛さんが鎮座している様は、華やかで趣きがあり大変良い。なにかその部屋全体が明るくなる感じがして、今この歳になって桃の節句というものがどういうものなのか分かったような気がする。
さて。本番の今日は特別何をするというわけでもないが、皆でお雛さんの前に集まって甘酒(子供はなぜか桃ジュース)飲んだり、ひなあられをポリポリかじったり、娘たちと大声でひな祭りの歌をうたって笑い転げてみたりと、我が家なりの桃の節句を楽しみました。
明日はすぐ片付けに入る予定。さすがに7段飾り分のお人形さんやお道具類は片付けるのも大変だが、妻は自分の祖母や母から譲り受けたお雛さんだけに責任感も強く、すべてにおいて至極積極的に動き、見ているこちらが感心するほど。やはり70年という年月の重みは相当のものだね。
十何年ぶりに外に出された人形達もさぞや気持ち良かったことだろう。これからはちゃんと毎年出してあげるつもり。それが僕らの使命でもある。

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