2008-05-23

影響無し、問題無し?


比較的大きな災害や事故が起こったとき、まず真っ先に発表されるのが『周りへの影響は無い』や『問題の無いレベル』などという言葉だ。でもさ、ほんまかいね?そりゃ、皆をパニックに陥らせない為には嘘でもいいからそう言わざるを得ない時もあると思う。でも、あまりに連発されると余計不信を生み、本当に大丈夫でも信用できなくなる。今回の四川大地震では最近になって核施設及び放射性物質の安否が取り上げられているが、やはりそれらについても『放射能漏れの恐れは無い』と、まず発表されている。しかしだ、いまだがれきに埋もれ見つかっていなかったり、危険な場所にある為回収できないような放射性物質の状態が安定しているなどと、なぜ言い切ることができるのか?そもそも放射性物質などは日頃から堅牢強固な場所に保管されているはずで、それが回収できないような状態にまで被災しているとなると無論核施設本体も相当な被害を受けている訳で、伏せられている真実は恐るべきものなのかも知れない・・ただ、それらの被爆や放射能漏れに関する真実はアメリカ、ロシアが行なって来たように徹底的に封印され、抹殺されてゆくのだろう。その辺りは中国当局の得意分野でもあるしね。とまれ、真実が永遠に明かされぬ以上この問題に関する心配事は杞憂の域を脱しないのかも知れないが、影響は広範囲に及ぶため空恐ろしくもある。

For The People Of Tibet

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