2008-05-02

錆血


最近血が沸くような思いをしたことがあっただろうか?ドキドキしたことは?思い出そうとしても思い出せない。よく言えば平穏且つ安定した日々で子供たちも元気に成長し、毎日に幸せを感じている。でもそれで満たされているかと言えばそうではない。いつも血は何かを求め飢えている。飢えてはいるが満たされる方法を知らず日増しにイライラ感が募って来る。今まではその都度欲求を誤摩化してガス抜きをして来たが今回もうまくそれができるだろうか・・。新緑の季節を迎え気温も上昇し、さらに血の疼きは強くなって来ている。この国の空気は僕を癒しもするが、あまり長く浸りすぎると今いる自分が消えてしまうような、まるで普通に生活している自分をもう1人の自分が見ているような、そんな不思議な感覚にとらわれる。このままずるずると安穏な生活を送ろうと思えばそれなりに可能だろう。でもそうしている自分を想像することができない。
もうそろそろリミットだ。早く脱出せねば・・!

For The People Of Tibet

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