2008-05-13

安否


この写真の街も存在しないのかも知れない・・。これは有名観光地である九寨溝・黄龍へと至る街道沿いの街ソンパンで撮ったもの。どことなく懐かしく、コンクリート造りではない建物が多く残るのんびりとしたところで、街中心部の商店街は小規模ながらも活気にあふれ、用もないのに何度も行ったり来たりしてその空気を楽しんだものだ。それが、今はどうなっていることか想像もつかない。時間が経つにつれ被害の詳細が明らかになり始めたが、ミャンマーのサイクロン被害の時にも感じた虚脱感をここでもまた感じてしまった・・。万を越える死者数とは一体何なんだ。数字としては理解できるが現実感が伴わずとても理解できない。それほどの激甚災害ということだろうが、まだ数万人が生き埋めになっている可能性がある聞き、暗然たる思いだ。とにかく今は少しでも早く、1人でも多くの人命が助かることを願ってやまない。

For The People Of Tibet

0 件のコメント: