2007-10-29

たれぞ知るカメムシの心


風呂を出て、ふと床を見ると小さなカメムシが佇んでいる。今日は風もなく暖かな日和だったため現場でもこの季節としては珍しく羽虫が鬱陶しいほど纏わりつき、家に帰ると大きな蛾が2匹も部屋の中に迷い込んでいた。このカメムシもおそらくこの陽気につられ越冬準備も忘れて這い出て来たのだろう。小さな虫ケラなれど不憫に思い2匹の蛾と同じように外に放してやろうとつまみ上げ窓を開けるや否や『プウ〜』と音はせねどヤラレてしまった。なんとまあ強烈な臭いだこと!こんな小さな身体からよくぞまあこれだけの臭いが出るものだ。青くさい臭いは指先にこびりつき、いくら洗っても消えることはない。カメムシにしてみればまんまとうまく脱出できたと思うだけで逃がしてくれたなんて思っていないだろうな・・まあいいさ、それにしても臭いな。

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