2023-12-12

大学無償化


 子供が3人いる家庭は25年度からその3人ともが大学無償化の対象になるとの報道を受け、我が家はその対象になり、かつ次女がちょうどその開始年度にあたるのでいろいろ大学戦略を練り直さねばと考えていた矢先、長子が扶養から外れると他の子もその対象ではなくなるとの追加報道を聞いて、やっぱり政府が考えることなんてその程度のものかと呆れ果てている。我が家の場合長女がアメリカ人としてアメリカの大学に通っているのでそもそも無償化の対象外だし、実質的に扶養からも外れるので次女や三女まで政府の言う大学無償化の対象外となる。仮に長女の扶養が認められたとしても、三女が大学生になる頃には長女は大学を卒業し社会人となっているのでこれまた対象外になる。と言うことは3人の子供全員が大学4年間を無償化の対象とするには三つ子か年子じゃないとダメだと言うことだ。もしくは長子が大学を留年する、卒業後も就職せず親の扶養のままでいる、などなどいろいろ方法はあるが実際にそれを実行する人はほとんどいないだろうし、そんな抜け道を国が放っておくこともないだろう。要するに長子が扶養であること、という制限がどれほど現実離れした事であるかと言うことだ。こうなってくるとむしろ国民受けを狙っただけのおから施策ではないのかとすら思えてくる。だって大学無償化と言えば聞こえはいいが、実際にその恩恵を受けれる人が少なく、公平性に欠けるともなれば『もとからやる気なかったんじゃないの』としか思えないもの。

全く拍子抜けしたよ。このいい加減さには怒りすら覚えるね。

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