2018-12-30

シアトルへ

















Leavenworth最後の朝は快晴だった。
周囲を高い山に囲まれているため太陽はまだ現れていないが、空は青く雲ひとつない。昨夜降り続いた雨のあとに冷え込んだものだから、道路はツルツルに凍っていてかなり危険だ。朝食を食べ終えた頃には太陽も顔を出してきたが、気温が上昇したことで霧が発生し、周辺は幻想的な様相を呈している。
まだ道路が凍結していることを考慮して、行きに来た道を通るか、それとも別の道を試すか悩んだが、状況とかかる時間が同じならば行ったことのない道を行こうと、帰りも僕が運転することにした。
Leavenworthの街を出ると案の定道路は完全に凍結しており、慎重な運転が求められる。それでもこちらのルートは谷が浅く、日当たりが良いので比較的早く氷が溶けて安心して運転できるようになった。それにしてもアメリカの道路は広くて走りやすい。日本で言うなら県道クラスの道でもほぼ高速道路と同様で信号は全く無く、100〜120kmでの走行が当たり前だ。山間を通る道ですらそれくらいの速度で走ることを前提に道が作ってあるので、ビュンビュン飛ばせるってわけ。大したものだよ。
約200kmの行程を2時間弱。この間ノンストップだ。そしてインターステイトと呼ばれる片側4車線もある高速国道も走るが一切高速料金はかからない。ガソリン代も4リットルで360円だから、以前より高くなったと言えどもまだまだ安いよね。ほんとここは自動車大国だよ。
ちょうど昼過ぎにシアトルに着き、昼食を摂るとすぐに明日飛ぶためのパッキングに取り掛かった。そして夕方にはまた義理の叔母の家に行き、皆でディナーを楽しみました。
別れ際、皆が「また来てね」と言うものだから、近いうちに必ずまた来る、と心に誓うのだった。

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