2018-10-11

寒冷前線
















寒気の南下によって寒冷前線が刺激され、夕方から雨が降っている。吹く風も驚くほど冷たく、まるで時雨模様だ。こういった天気を繰り返し、いよいよ秋が深まってゆくのだろう。
気象庁発表の長期予報ではこの冬は暖冬になるという。しかしこれほど当てにならぬものはない。今までも暖冬と言いつつ大雪に見舞われた年もあったし、寒くなるといって雪が一度も積もらなかった年もある。そう人間様の思惑通りには行かぬということだ。
これは株式も同じことで、今日のように突然急落することもある。人はその原因を探し 『これがその原因となった』と発表したがるが、実のところそんな単純な話ではない。きっかけは常に存在するが、それが直接の引き金になるとは限らない。数値的な分析をしたところでそこに無数の投資家の心理を加えたらどんな結果になるか読み切るのは至難だろう。
天気のことがいつの間にか経済のことにすり替わってしまったが、要するに『先のことは何にも分からん』ということだ。

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