2018-07-24

駆除すべし
















毎日の日課であるJackieの散歩は、ただJackieを散歩させるだけが目的ではない。散歩ついでにいろいろなものを観察しているが、堤防に自らの手で植えた桜もその対象だ。
夏場の葉桜の何を観察しているかといえば、葉を食い荒らす毛虫に他ならない。桜を含むバラ科の植物は毛虫が真っ先に発生するので、今後の毛虫の発生具合を測るバロメーターにもなる。若葉のころの第一発生時期は初期段階で葉ごと毛虫を駆除したので悪化する前に防げたが、今頃の毛虫は発生後拡散するまでが早く、相当量の枝葉を伐採しないと防ぎきれない。おまけにこの毛虫はチャドクガの幼虫で強い毒を持ち、毒針毛に触れると皮膚炎を起こすから厄介だ。実際に昨年は刺されてかなりひどいことになったからね。
なのでなるべく幼体のうちに駆除しないと困ったことになるが、枝葉が繁茂しているこの時期は見えにくくなかなか難しいのだ。そこで普段は極力使用を控えている駆除剤を用いる。使うのは定番のスミチオンで千倍に希釈して散布するが、予防的全体散布ではなく、発生を確認したところへ集中的に散布して死滅させる方法をとっている。とりあえずはこの方法で様子を見て、これでも抑えきれないようだったら致し方無し、全面散布するしかない。
こんなように畑や庭の草のお守りだけでなく、害虫駆除など本当に雑多な仕事が次から次へとできて暇をしとるヒマが無い。でもこういうことをするのが好きだから苦にはならんけどね。

0 件のコメント: