2018-07-11

我慢比べ
















トランプが中国に仕掛けた貿易戦争は一層激しさを増す様相を呈している。トランプにしてみれば中間選挙に向けてのアピール材料でしかないだろうが、世界経済に与える影響はとてつもなく大きいものと思われる。ま、トランプは自分以外がどうなろうと知ったこっちゃない人間だから、中間選挙で良い評価を得るためならば何でもするだろうよ。そういうヤツだ。
一方何よりも面子を重んじる中国にしてみれば、アメリカから仕掛けてきたこの貿易戦争に何としてでも負けるわけにはいかない。アメリカに降参したともなればただでさえ不満の多い人民の批判の矛先が共産党へ向かい、しいては習近平指導部が糾弾されることになりかねない。そんな事態を避けるためならば中国政府はどんな犠牲を払ってでもアメリカに対抗するだろう。
さて、その間に立つ日本。
中国とアメリカとの間でうまく立ち回る外交力を持っていればいいが、そんなことは全く期待できないので、民間レベルでいいから漁夫の利を得る方策を考え出してほしい。ただし油断はならないぞ。中国とアメリカがガチンコ勝負するように見せかけて突然話がまとまり、一転日本をターゲットにしてくるかもしれない。とにかくしたたかなヤツらなので裏をかかれないように注意しながら動かないとね。
どのみち今の日本にはそんな駆け引きをする能力なんて無いだろな・・

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