2010-04-24

筍茹でたった


僕の好物の1つが筍であることを知る者は少ない。
例えば妻に『筍食べたいな〜』と言ったところで、基本的に自分の好きじゃないものは調理しないという主義だから『あっそう、じゃ自分でやったら』で終わってしまう。そんなこたあ、いいかげん分かっているので聞きもせず、自分でやってみることにした。たまたま毎週買い物に行くファーマーズマーケットに旨そうな筍が出されており、決心したと言う訳さ。長女も食べたいと言ってたしね。
昼食後にさっそく下ごしらえに入り、米のとぎ汁と米ぬかで茹で灰汁抜きをする。1時間ほど茹でたあと冷まして皮を剥き下ごしらえ完了。筍の灰汁抜きをしたのはこれが始めてだったが、意外と時間がかかるもんだね。しかもそれだけの時間を費やしてやっとこさ下ごしらえが済んだだけとは・・母親が僕のために手間ひまかけてくれたことを身にしみて感じつつ調理に入る。茹でた筍を適当な大きさに切り、里芋・こんにゃく・スルメイカと一緒に煮込んで出来上がり。まずは筍を食べたがっていた長女が1つ食べ『Daddy,おいしい!』と言ってくれた。妻も筍だけを食べおいしいと言ってくれた。ちょっと照れながら自分で食べてみると、母が作ったものには遠く及ばないもののまずまずの出来ばえだ。これでこれからは何の問題も無く筍料理に挑戦できることとなった。
何でもまずはやってみること。やってみて分かることがなんと多いことだろう。

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