2008-04-13

スギナの森


天気予報をまったく見ていなかったためよもや雨が降って来ようとは想定外で面食らったが、キュウリの植え付けを終えたあとで降り出したのでありがたい恵みの雨になった。そのキュウリ、週末に近所の巨大市場に買物にゆくと早くも数種類がひと苗78円で売られており、2種類をふた苗ずつ購入。おそらく病気などでやられるだろうから、時期をずらして買い足す予定。キュウリに挑戦するのは始めてなので楽しみだ。
今日もほぼ1日庭で蠢いていたのだがそのほとんどはスギナの除去作業。手スコの使い過ぎでまめができたがバケツ一杯取り除いても今晩の雨で一層攻勢を強めて来るだろう。地下茎で繁殖する植物はほんと厄介で地上に出て来た分だけを除去しても次から次へと出現し、まったく切りが無い。ならばとシャベルで深堀して根をとことん取り除いても、かき回した土の中に僅かでもスギナの根の残骸が紛れ込んでいたら無限増殖的に発生し、まさに絶望的状況に陥る。最近では悲観的になってきてホームセンターに行くと『根こそぎなんとか!』てな銘柄の除草剤をついつい手にしてしまう。自分としては除草剤を使う気は無いが、使う人の気持ちも最近は分かるようになって来た。ただ、一見強力そうな除草剤も説明を呼んでみると、スギナに関していえば散布した年は排除できるものの地下茎までも壊滅させることはできないらしく、結局は一時しのぎでしかないようだ。
スギナを除去しながらふと思うのは『風の谷のナウシカ』の「腐海の森」のこと。恐るべき繁殖力で次々と街や村を呑み込み壊滅させ、瘴気を放って人の住めぬ地に変えてゆく・・しかしその『腐海の森』も実は人間が汚したものを取り込んで分解していたというくだり。このしぶといスギナも実は何か大きな役割を担っていて、それでこんなに繁殖しようとしているのでは?と考えてみたが、馬鹿馬鹿しくなってやめた。とにかく見つけたら即排除する。これを2〜3年根気よく続けていたらなんとか壊滅させれるのでは?と期待しているがどうなるやろね。

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For The People Of Tibet

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