2019-09-29

蠢き























冬野菜の植え付け真っ盛りの昨今、ブロッコリーの苗も3列分植え付けてひと段落したと思っていたら、ひとつの列だけなぜか生長が悪く、枯れてしまうケースが続発した。始めは水不足かと思い毎日水やりを続けたが一向に改善せず、他の列との差があまりにも大きくなったため『これはおかしい・・』と試しに苗を数本掘り返してみた。すると苗の下からコガネムシの幼虫が何匹も出てくるじゃないか!これで苗が枯れる原因が分かったよ。犯人はコイツらだ。コガネの幼虫が苗の根を片っ端から食べてしまうので枯れてしまったのだ。
でもなぜこの列だけなのか?実はこの列だけ春に耕してそのままマルチをかけ、夏野菜を植えずにそのまま寝かしてあった畝なのだ。その間にコガネの幼虫が繁殖・成長し根を食害したというわけだ。通常は耕してから植え付けするので、その時点で幼虫は機械に攪拌され死ぬか、驚いて地表に出てきたところを排除されるので今回のような食害に至るケースは少ないが、『春に耕したからいいだろう』と手を抜いたばかりに余計手間がかかることになってしまった。
結局もう一度念入りに耕運機で耕してリセットし、苗を植え直したよ。これで大丈夫だと思う。
この問題もオルトランなどの農薬を使えばコガネの幼虫を死滅できるので楽なのだろうが、それでは無農薬でやっている意味がないのでね。
これから寒くなるまではまだまだ虫害のリスクが高いので油断できないぞ。

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