2016-03-30

鶏死す














重篤な状態に陥っていた鶏が今日の午後死んだ。
おそらくは鶏コクシジウム症が原因だろう。これは寄生虫病で感染した鶏の糞便を介してさらに感染が広がってゆくものだ。
初めに導入した世代4羽のうち1羽が今日死亡し、2羽に明らかに感染した症状があらわれている。残りの1羽は今のところすこぶる元気だが、念のため隔離してある。
もう少し早くコクシジウム症だと気付いていれば有効な手立てを打てたかもしれないが、今回は手遅れだった。調子の悪い2羽もこのままでは死んでしまうだろう。一応考えられる手段は取っているが、果たしてそれが有効かどうかは分からない。でも今はやるしかない。
帰宅後娘たちを連れて河川敷に死んだ鶏を埋葬し、線香を立て、米を供えてたくさんの卵を産んでくれたことへの感謝を伝え、冥福を祈ってあげた。
長女と次女は泣きながら手を合わせていた。三女はまだ『死』がどういうものか分かっていない様子だった。
生き物を飼うと必ず『死』がついてくる。それが辛いからと生き物を飼わない人もいる。その考え方も分かるが、我が家は積極的に生き物を飼いたいと思う。それらの『死』を通して生きることを知り、『死』のいたみを学んでくれたらと思う。

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