2016-02-16

暗闇のロシア














すでに泥沼化しているシリア情勢がさらなる混沌を極め、もはや絶望しかないような地獄の様相を呈している。
今回のアレッポ近郊における空爆では50人以上の死者が出ているという。その光景はビルが崩れ落ち一面の瓦礫だ。似たような光景は大地震で崩落し、100人を超える死者を出した台南市のアパートでも見られたが、こちらはおから工事などの原因を除けば自然災害で、一方のシリアは空爆という人為的なものであり、全くもって人間の愚かさが際立っている。
空爆を強く疑われるロシアはいけしゃあしゃあと『我々ではない』と関与を否定しているが、『じゃあ、お前らじゃなきゃどこがやんねん?』
ロシアにとってみれば国益最優先で、シリア人がどうなろうが屁とも思ってないだろう。同じくアメリカも非道な国だが、ロシアよりはマシだと思う。
とにかくロシアにしろ中国にしろ平気で知らぬ存ぜぬを繰り返すところが憎々しいよね。

0 件のコメント: