2014-04-16

緊張














緊迫の度合いを高めるウクライナ情勢。いよいよウクライナ軍が動きだし、それに呼応するようにロシア軍も動き出した。その結末を誰も予想できないだろう。ただ一つ分かっているのは双方にとって良い終わり方をしないということだ。ロシアがクリミアを編入したことは言わばパンドラの箱を開けてしまったようなもの。混沌が瞬く間に各地を覆い、人の心は変わってしまった。
誰しもが勝手なことを叫び、銃を持って威嚇する。それをまた武力を用い制圧する。冷静に考えれば実に愚かなことだ。ロシアだろうがウクライナだろうが平和に暮らせればそれでいいではないか。『国の思惑』にまんまと乗せられ、その大切な平和を利己的な大義によって自ら投げ打ち、正体不明の武装勢力の侵入を許したのもそこに住む住民達だ。
今後本格的な武力衝突ともなれば戦火によって多くのものを失うことになるだろう。結局跳ね返って来るのはそこに住む自分達になのに、多くの人が我を忘れ熱狂している。
その熱が冷めた後の反動が恐ろしいな。

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