2006-12-22

軌道


敷かれたレールの上を走るような人生はつまらぬ人生なのか?
10代の頃はそんな人生はつまらぬ!と決めつけ、20代はやりたい放題にやってやった。30代になっていろいろ考えるようになり今までの自分をよく振り返ってみるが、かといって反省するでもなく、ましてや後悔などせず、ただただ盲目的に自分を信じ、自分を愛し、人を頼り、人を愛し、そして親になった。
思えば『レールの上を走るような人生』に対する反発は親父に対する反発でもあったのかもしれない。人はそれぞれ自分のレールを背負い、自身でそのレールを敷きながら生きてゆく。時には迂回もし、またスイッチバックで戻らねばならぬ時もある。だが、大きく見ればそれも前進だ。いろんなものを見、経験し、多くの人とぶつかり、交わり、泣いて、笑って、楽しんで・・それが生きるということさ。
あすは、晴れるよ。

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