2023-10-30

黒豆の話


 我が家の黒豆が不作と昨日書いたが、本場丹波の作況はどうだろうと調べてみると、やはり不作傾向であるらしい。ただ、例年並の収量が期待できそうという農家もいて、それは耕作地の保水条件などで大きく左右されているそうだ。どうもこの夏は猛暑というより、降雨が少なかったことによる影響が大きかった様だ。黒豆の木が花を付けたタイミングと水不足が重なったことによって花が落ちてしまい、さやの減少につながったらしい。それが枝葉だけが繁茂し実がつかなかったという原因だ。確かに自分の畑も黒豆を植えた場所は砂利混じりの水捌けの良い場所だったし、猛暑の日照りによって畑には大きな亀裂が入り、黒豆の葉も一時茶色く変色したこともあった。そのままでは枯死すると思い毎日水やりも欠かさなかったが、雨と比べホースでの水やりなんてたかが知れたもの。枯死は免れたが大不作という結果になってしまった。

ただ今季の不作で勉強になったこともある。長期予報で猛暑が予想される様ならば、水捌けよりも保水力のある場所を選んで植え付けるという予防策も可能だ。実際の天候がその通りになるかなんて分からないが、少なくとも今回の様な大不作は回避できる様な気がするよ。

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