2023-08-07

県大会


 昨日は次女が衣装係を務める演劇部の県大会公演日。演目は地方地区大会と同じだが、次女によると地区大会後の反省会で改善すべきところがいくつも挙げられ、それらを修正して県大会には臨んでいるとのこと。どれだけブラッシュアップされたのかを楽しみに会場へ向かった。

開演30分前に会場に着くとすでに劇場への入場が始まっており、かなりの人出だ。次女の高校の演劇部は結構ファンも多く、毎回会場が満席になるほどの賑わいを見せる。なので劇場の席も一席のスペースを開けることなく、ギッチリ詰めて座らねばならないほどだ。

予定よりやや遅れて開演したが、その演目は地区大会より見違えるほど良くなっており、1時間がほんとあっという間に感じるほどのめり込んで劇を観ることができた。地区大会ではぎこちなさを感じたところもテンポ良く修正され、こんな短時間でよくこのレベルまで引き上げることができたものだと感心した。それに一度観ているので内容を知っているにもかかわらず、改めて感動させられた。それはひとえに部員たちが一丸となって取り組んできた成果でもあり、その姿勢が劇を通じて観客にも伝わったのだと思う。とても高校の部活とは思えない完成度で、劇団並みのレベルだと感じたよ。次女が帰宅後に話を聞くと舞台裏ではキャストの子が体調を崩して急遽1年生の代役を立てたりと修羅場だったそうな。それをなんとか乗り切ることができたという達成感も相当なものだろう。

県大会で勝てば中部地区大会、そして全国大会だ。昨年は惜しくも逃した全国大会出場の機会を今年はなんとしてももぎ取らねばならない。その資格は十分あると自分は信じている。

 

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