2023-08-16

舗装工事中止


 我が家のすぐ前にある堤防の天端を舗装工事するという県の計画に対し、堤防沿線7軒の連名という形で工事中止の要望書を作成し、月曜に土木事務所を訪れ担当者に事情を説明した上で手渡してきた。その後担当者が上司と相談して『工事を中止する』ことを決定し、その結果を知らせてくれた。担当者によると『堤防沿線の方々が草刈り等を行い、常に緊急車両が通過できる状態であるならば、あえて舗装工事をする必要がない 』と判断したという。要望書を退出した側としては住民の要望を呑む形で工事を中止してくれたことを評価したいと思う。『もう発注済みの案件だから』と拒否される可能性もあったため、知事宛に直接送付することも考えていたが、思ったよりもすんなり通ったことが嬉しかった。これには県側の姿勢も大きかったと思う。県も長年地元住民と協力して維持してきたことを理解しており、今後もその互助関係を維持するための判断をしたのだろう。ひとまず工事が中止になりホッとしている。

今回、地元住民の意見をまとめて要望書を県に提出しそれが奏功したわけだが、 このことは自分にとってとてもいい経験となった。行政に対し、どうやってものを申すか、そのやり方を理解することができた。

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