2020-07-25

これからのこと

小児泌尿器科の先生に三女の状態を診てもらった。それによると手術の必要は無く、今後も腎臓の細菌感染を防ぐ抗生剤を飲み続けて経過観察を行うということになった。手術を回避できたことで安心はしたが、検査の結果を見ると三女の右腎臓は35%ほどしか機能しておらず、左も少し機能低下が見られ、二つの腎臓を合わせてようやく100%ほどになるといった具合で、しかも今後成長するにつれ機能が回復すると思いきや、それは期待できないということだった。ただ先生曰く腎臓は通常その機能の80%を使用していないので、通常の生活ならば今の状態でも何ら問題は無いということだった。但し、身体が大きく変化する成長期と妊娠時は腎臓に大きな負担がかかるので、そういった時は蛋白尿や血圧の上昇などの症状が出ることを覚悟し、適切な治療を受けることが必要だとも言われた。
腎臓の機能がそこまで低下したのは、小さな頃より繰り返し腎臓の感染症を起こしていたことが原因と考えられ、もっと早く気付いてあげるべきだったと悔やまれてならない。ただ今さらそれを言っていても始まらないので、オシッコに行く回数を日に最低4〜5回に増やすことや、常に水分を摂って排尿を促すことなど、基本ではあるが今までできていなかったことを確実に行うよう三女を諭し、少しでも腎臓への負担を和らげる生活様式を取り入れてゆくことにした。小さい時から遊びに夢中になってオシッコを我慢する事が多かった三女だったが、そういったことの一つ一つが積み重なって膀胱炎を誘発し、腎臓の機能低下を招くなんて・・。
高熱を繰り返す場合、その根本原因を突き止める必要性を今になって痛感している。
『ただの風邪でしょう』で済ませてしまうのは非常に危険だ。


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