2016-01-26

土地の物語














以前から購入する希望を伝えてあった西隣の土地について、一昨年に亡くなった所有者の娘さんから電話があり、今晩会って改めて購入する意思のあることを伝えておいた。
急に話が動き出したのは西隣の土地の共同相続人でもある千葉に住むという長男さんが、もうこちらに戻ることはないということを決断されたそうで、それに伴い相続した土地の整理を進めてゆく過程でまず僕に連絡があったようだ。
娘さん夫婦はとても温厚そうな人柄で、いろいろ雑談も含めて楽しく興味深い時間を過ごすことができた。その中で初めて西隣の土地を彼女の父が購入した理由や、その父が49歳で早逝し、その土地に家を建て畑を耕すという想いを果たすことができなかったことなどを知り、今こうやって僕が一生懸命畑を耕しているのも何かの縁かもしれないと考えさせられた。しかも彼女の父は僕と同じ校区出身だと知り、お互いにびっくりしてしまったよ。
お金の絡む話だから今後どういった展開になるかわからないけど、今日聞いた亡くなったお父さんの遺志を汲むためにも僕は畑に精を出し続けていこうと思う。

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