2015-01-14

テロとの戦い














『テロとの戦い』か・・
とうとうフランスも血迷ったことを言い始めたよ。
アメリカが10年以上も続けているというのにその成果が殆ど無いのは周知の事実じゃないか。成果どころか国民の中に不必要な『恐れ』の感情を埋め込み、社会全体の不信と萎縮を招いてしまった。
そんな悪しき前例が目の前にあるにもかかわらず、終わりなき戦いへと踏み出してしまうとはね・・

『シャルリー・エブド』が出した最新版はすぐに完売になったそうだ。
ムハンマドの風刺画を描いた一人はニュースの中で『テロリスト達には面白くないだろうが、私は描いた』みたいなことを言っていたが、勘違いするな、その風刺画を見て気分を害する人はテロリスト達だけではない。敬虔なイスラム教徒の多くも嫌な気分になるはずだ。
昨日も書いたがこの風刺画は明らかにイスラム教徒を挑発し、ムハンマドを侮辱している。果たして聖人を侮辱することが言論の自由と認められるだろうか?例えばキリスト教の聖人が同じように侮辱されたら、キリスト教徒たちは笑って意に介さないだろうか?
特に違う宗教の者が浅知恵を働かせて他宗教を揶揄するほど危険極まりないものはない。

ほんと火に油を注ぐような行為だよ。

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