2015-01-12

因果応報















朝起きると外はうっすら雪化粧。
昨夜から夜通し猛烈な北西風が吹き付けていたが、やはりあれほどの風は雪をもたらすものであると改めて感じた次第。

今回のテロに対する思いを表さんとフランス各地に集まった人々の数およそ370万人。それだけの数の人が集まったのは第二次世界大戦時にナチスドイツからの解放を祝って以来というから、このテロがフランス人にどれほどの衝撃を与えたのかがよく分かる。
しかしながらフランスの国是でもある『自由・博愛・平等』が損なわれたとして、これだけの人々が声をあげようと即行動に移している点は大いに尊敬すべきところだ。フランス人としての誇りを感ぜずにはいられない行動だったとも言える。
だが闘う相手はまったく違う価値観を持った過激派達だ。彼らにとってはこの一致団結した行動さえもただの標的にしか映らないのかもしれない。

アメリカ及び欧州は見えない敵との終わりの無い闘いに引き込まれてしまった。だが忘れてならないのはその種を蒔いたのは己達自身であるということだ。
これまさに因果応報なり。

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