親父殿がサトイモの親芋が食べたいと言うので、半分だけ収穫することにした。同じ芋掘りでもジャガイモやサツマイモと比べサトイモは掘る面積が少なくて済むので収穫自体は楽だ。ただ大きな塊となっているのでそれをほぐし、土を落としたり髭根を切ったりという手間はある。半分収穫しただけでも十分な収量があり出来は結構いいほうだと思う。夏の猛暑で直射日光が当たる場所は生長不良に陥っていたが、今回収穫した分は堤防の木が日光を遮る半日陰の場所なのと土が常に水気を含んでいるためサトイモにはうってつけの場所なのだ。ここでサトイモを作るようになってからダメだったことは一度もないがこれで3年ほど続けているので、サトイモ収穫後はエンドウなどの豆類を栽培して窒素分を土壌に戻す対策をするつもりだ。おそらく今まで連作障害が出なかったのは収穫後に枯れ草や落ち葉などの有機質を土に混ぜ、それに自家製のEM菌を加えることで有用微生物がバランスよく保たれていたからではと推測している。こうすると畑の土がフカフカになって作物もよく根を張り元気に育ってくれる。こういう感じで土づくりを続けてずいぶん経つが、やはり目に見えて作物の勢いも良く収量も増えているので今後も続けていくつもりだ。
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