被団協がノーベル平和賞を受賞した。これはそれだけ現世界が核の脅威にさらされているということの裏返しだ。ロシアのプーチンはじめ高官らは事あるごとに核使用の脅しを行なっているが、核の真の恐ろしさを知らぬ者が軽々しく核使用を口にする事自体が脅威だ。こういう連中は核を通常兵器とは比べ物にならない強力な兵器としか理解していないのだろう。実際のところの核は破滅の兵器であり、ひとたび核が使用されれば報復の連鎖を呼び、世界滅亡も現実味を帯びてくる。そして何より核による被害があまりにも非人道的であるという事だ。しかし残念ながら核使用をちらつかせる連中はいくら人が死のうが、どんな死に様であろうが、自分が助かればそれでいいと思っているような奴らなので良心に訴えたところで無意味かもしれない。チキンレースのような核の脅し合いっこが続けばいずれ核兵器が使われる日が来るのではないかと危惧している。そんなことが決して起こらぬよう願っているが、今の世界情勢を見るとそう遠くない日に核が使われるのではないかと思えてならない。
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