2020-06-02

トランプ王
























トランプは自分のことを王様だと思っている。自分が選挙で選ばれた大統領という認識など微塵も無いのだろう。王様にとって刃向かうものは全て敵であり、それは力を以って押さえ込むものだと思い込んでいる。裸の王様はもはや人の意見を聞く耳を持たず、自分にとって都合の悪いものは全てフェイクか敵とみなし、徹底的に攻撃する。そう言った意味においてはまさに狂王であり、狂王の存在は歴史上多くの国を滅亡に追いやってきた。
狂王にとって自分を支持しない国民は全て敵であり、弾圧対象なのだ。悲しいことにこういった事態に陥ると香港でも見られる様に警察は上の指示通りに人々を殴り、容赦無く暴力を振るう。そういうことを拒否する警官ももちろん多いが、過剰なまでに攻撃してくる警官がアメリカには多いと思う。
そして狂王は一向に収まらぬデモに業を煮やし、州兵ではなく軍を派遣すると公言した。事実DC郊外では軍が待機しているらしい。怒れる民衆に軍まで差し向け、もしそれによって死者が出たならアメリカの混沌は一層深まり、対立は後戻りできぬレベルにまで達してしまうことだろう。
狂王よ、人々は訳なく怒っているのでは無い、彼らはただ正義が為されることを求めているだけだ。

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