2020-02-25

株価暴落























新型肺炎拡散を受けて世界の株式市場が軒並み暴落し、経済的な損失もかなりのものになっている。いったい誰がこんな展開を予想できただろうか?
地震などの自然災害(新型肺炎もその発端では自然災害なのかもしれないが・・) においては、その発生地域を中心に大きな経済的被害を受けることになるが、今回のケースではほぼ全世界的な株価暴落を招き、その実質的な被害は国境など関係なく各国に浸透し始めている。WHOはこの段階になってもパンデミックという言葉を避け曖昧な態度に終始しているが、もはや歯止めの効かぬ状況となりつつあるのではないだろうか。
幸いにも今回の新型肺炎は高齢者や持病持ちの人を除けば重症化するケースは少ない(当局の発表が真実なら)そうなので、風邪をこじらせ肺炎になったと思えばずっと気が楽になるんじゃないかな。確かに警戒し恐れることは必要だが、不必要に恐れていても判断を鈍らせ余計状況を悪化させてしまうのではないかと思う。
まず不安を取り除くには的確な情報の開示と説明が必要で、これを怠れば集団的な疑心暗鬼を生み、パニックを引き起こすことは間違いない。この状況はどの国においても同じで、これから正念場を迎える各国の対応次第でその国の実力が測れるのではないかと考えている。もとより日本政府に期待などしていないがね。

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