2019-07-05

青春の闇























結局助けを求める手を振り払うのはいつも大人達なのかもしれない。
市内の中学生の自殺のニュースは全国版でも取り上げられ大ごとになっているが、そこにはいびつな構図も浮かび上がる。自殺した生徒のいじめに対し、クラスメイトが先生に実情を報告し、助力まで申し出たにも関わらず、担任教師はうわべの注意と被害者本人の『大丈夫』を鵜呑みにし、上司への報告を怠り、あろうことかそのメモを廃棄したという。
このストーリーのみを見れば担任一人の判断ミスが原因で死を招いたということになるが、そうではないだろう。確かに担任の対応は痛恨の極みだが、報告が無かったことを強調し逃げる学校側と教育委員会の会見はクソだな。これでは生徒の生命の責任までも担任が負うことになってしまう。担任の過失は認めつつも、それを踏まえた上での対応策を示すべきではないのかと自分は思う。
いじめ根絶というが、無くなることはないだろう。ならばいじめにあった時の対策やケア、生徒達の意識改革といったものを強化してゆくべきと考えるが、どうだろう?

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