2018-08-18

その先を見据えて
















今日妻と話したが、義母はもうほとんど反応を示さなくなっているという。ただ妻によると、自分には分かる微かな反応があるので、こちらの呼びかけは聞こえているはず、ということだ。ここ数日は一切何も口にしていないのでほとんど骨と皮だけの状態となり、とても見ていられないと泣いていた。もうここまで充分頑張ったのだから楽になってもいいんだよ、と耳元で囁いてはいるが、元来とことん頑張る人だったので本当の意味で死ぬまで諦めないらしい。
今は『その時』を迎えるまで痛みを緩和するためのモルヒネを定期的に口内に点滴し、見守っているという状況だ。
そんな中であっても妻は次の一手を繰り出し、自分自身が死亡した場合、妻と僕両者が死亡した場合、家族5人全員死亡した場合など、いろんなケースを想定して遺言書を作成することにしたという。もちろん弁護士と相談しながら作る法的に有効なものだ。
確かにこれが無いと自分たちの身に何かあった時は、残された娘たちが困ってしまう。それを避けるためにというのが第一義だ。
妻と話し合ってある程度のことは決めておいた。あとは弁護士に法律的なアドバイスを聞いて内容を詰めていくことになる。

0 件のコメント: