2018-08-12

ラウンドアップ
















除草剤ラウンドアップを主力商品に掲げるモンサント社を相手取っての裁判は、末期ガン患者の原告が勝ち、陪審評決は320億円もの支払いを命じるものだった。この結果を受けて世界各地で同様の裁判が激増することは間違いない。
問題になったのはラウンドアップの主成分グリホサートに発がん性があるかどうかで、陪審側は発ガン性があると認めた。これによってラウンドアップだけではなく同じ成分を使う他メーカーも戦々恐々だろう。
ただ、モンサントの親会社でもあるドイツのバイエル社はグリホサートは安全だとして争う姿勢を見せている。しかしね、自分も今まで何回かこのブログに書いて来たが、あれだけ強靭な雑草をみるみる枯死させてゆくものが果たして『安全』なのだろうか?
自然界にとって間違いなく『良くないもの』であることは確かだ。今後大企業は大金をつぎ込んで科学的に『安全』だということを証明するだろうが、結果ありきの調査など信用できるはずがない。

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