2018-03-25

銃規制強化デモ
















首都ワシントンを中心とする全米各地で銃規制強化を求めるデモ行進が行われた。
これは2月の銃乱射事件の被害者でもあるフロリダ州の高校生らが呼びかけたもので、ワシントンだけでも80万人、各地でも相当数の参加者があったようだ。
デモ参加者らは『銃ではなく子供を守れ!』などのメッセージを掲げて行進していたようだが、そんな当然のことさえ敢えて言わねばならぬ今のアメリカ社会の異常性を端的に表していると思う。
こういったデモ行進を見ても当のトランプやNRA(全米ライフル協会)の連中らは屁とも思っていないだろう。彼らにとってみれば何人子供が死のうが知ったこっちゃないはずだ、彼らにとって第一なのはまず自分自身であり、自分以外が傷つこうが人の痛みを気遣う気持ちなど微塵も無い連中なので、デモをしたところで何かが劇的に変わることはないと思う。ただし、繰り返し今回のようなデモを行っていれば、いつか銃の無い社会が実現するという希望を持つことができる。
今あるアメリカの礎を築いたのは銃ではなく人なのだ。銃はむしろそういった人々の命を奪って来た。今こそ銃規制の機運を高め、未来の子供達のために第一歩を記す時だ。
まずは『諦めない』そこが大事だ。

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