2015-10-02

オバマの怒り














オバマが怒るものよく分かる。
またもや起きた銃の乱射事件。死者は今の所10人だが、重傷者もいるので今後さらに増える恐れもある。
銃の所持を原則禁止すれば犯罪率が大きく下がるのはもはや当然のことだ。しかしその一歩を踏み出せないアメリカの愚かさはもはや悲劇とも言える。全米ライフル協会は強力なロビー活動を行い、銃規制法案を何度も葬ってきた。そのためにいったいどれほどの人々が銃によって命を失っただろうか?
今回の乱射事件を受けて『銃を持っていれば見を守ることができた』と主張する輩も相変わらず多く、全く呆れるばかりの馬鹿さ加減が乱射事件のたびに繰り返されている。
オバマの言う通り乱射事件が日常のこととなり、そのうち『また起きたか』程度で流される日がやってくるかもしれない。それじゃまるで戦地と同じじゃないか。
あと何人の人柱が必要なのか?それとも銃規制を強化できるのか?
アメリカの今後を占う試金石とも言える問題だ。

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