2010-10-09

南瓜煮る夜に


終日雨。

おもての川はみるみる増水し、大量のゴミを伴った濁流は河川敷を侵し始めている。明日の午後には雨は止む予報なので、さっそく娘達とゴミ拾いをしようと思う。そういえば今年は昨年に比べ河川敷が水浸しになるような雨がだいぶ少ないように思う。それはゴミ拾いをした回数ですぐに分かる。増水の度にペットボトルや発泡スチロールといった浮遊系のゴミが大量に押し流されて来て、僕の管理下にある河川敷に居残ってゆく。一見まばらに見えるそれらのゴミも拾いだすと大きめのゴミ袋3袋分ほどの量になり、毎度のことながら呆れてしまう。昨年はいったい何袋分のゴミを出したことだろうか・・それに比べ今年はまだ一回しかしていないから余程少ないな。

昨夕雨が降り出す前に、堤防にまで蔓延っていたカボチャの蔓を半分ほど撤去したが、そうしたら伸び放題になっていた雑草の陰からゴロゴロとカボチャが出て来て、しかもその数大小取り混ぜ10個ほど。よくもまあこんなにあって気付かなかったもんだと自分を笑ってしまったよ。ほとんどのカボチャはよく熟しており食べ頃だ。そこで今晩さっそく煮て喰ってやったらこれがほんと美味しかった。

カボチャを煮ながら、ふと友のことを考える。コトコトふたを鳴らしながら立ちのぼる湯気をぼんやりと見つめていると、なんか友が僕に話しかけているんじゃないか?そんな気がして来る。屋根を打つ雨の音にもまた耳を澄まさずにはいられない・・友よ・・


捜索隊が現地に着いたようです。
どうかどうか、皆様のご協力ご助力、心よりお願い申し上げます。



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