2010-02-19

いざ内視鏡検査へ


午後からの検査を控え、朝食は抜きにして下剤をひたすら飲む。2リットルもの下剤の味は食塩水にほんの少しだけスポーツドリンクの風味を加えた程度で、もちろんうまいわけも無くまたまずくて飲めないと言うことも無い。ただ、この寒さの折にしかも短時間内で2リットルもの水を飲むのは容易ではなく、飲みながらこれが夏だったら楽なのにな・・なんて考えながら飲み干してやった。この下剤は強力で、すぐに腹が急降下してズドーン!という感じ。それがほぼ15分間隔で襲ってきて腸内を清掃してゆく。やがて出るものを出し切ったところで病院へ行く時間になった。
さて内視鏡検査だが、もうすごかった!としか言いようが無い。我が腸内の様子がモニターにはっきりと映し出され、内視鏡が体内を這い上がってくるのが実によく分かり、医者も親切に『いま○○ですよー、これは△△です』などと教えてくれる。内視鏡が小腸の入り口に達したところで行き止まりになり、そこから引き抜きながら腸内を精査してゆく。このとき医者の『内視鏡は約90cm体内に入ってますよ』という言葉に驚き、確かに肋骨の下に内視鏡の動きを感じるので、そんなもんかな?と妙に納得したりと、なんとも不思議な時間が過ぎてゆく。
腸内は驚くほどきれいで、結局ポリープも腫瘍も発見されず検査だけで無事終了。それでも都合30分ほども体内をぐりぐりされ、エアーも何回か注入されたので腹が張って歩きづらいほど。ただし内視鏡が腸内を進む時の痛みはほとんど無かったな。
こんな検査は何回も受けたいものではないが、今回は始めてということでいい勉強になりましたとさ。

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