インドが実効支配するカシミール地方で観光客26人がイスラム過激派に殺害された事件をめぐり、インドとパキスタンの間で緊張が高まっている。インドがパキスタンにあるイスラム過激派の拠点を空爆し死者が出たことに対してパキスタンが反撃し、インド空軍の戦闘機など複数を撃墜したと発表しているが両国間の戦闘が更に激しさを増すことに世界が憂慮している。この両国は一旦拳を振り上げるとなかなか下すことができない似たもの同士なので、攻撃の応酬がこれ以上加熱すれば両国とも引き下がることができなくなり全面戦争へと突き進んでしまう恐れもある。印パともに国民に対して弱腰と見られないように振る舞うことが最重要事項と捉えていて、国民へのアピールのつもりが更なるエスカレーションの原因となることは容易に想像できる。このまま攻撃の応酬を続けても両国共に何のメリットもない。あるとすれば怒った国民の気を少し紛らせることくらいだ。両国の首脳がそれらを理解してどこかで手を打つことを願うばかりだが果たしてどうなっていくだろう。やはり世界は混沌へと向かっているのだろうか・・
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