2018-04-30

面の皮
















広島県向島潜伏していると思われていた脱走犯が逮捕された。23日間に渡る逃亡劇だった。多数の人員を投入しての捜索でも発見されず、まんまと本州まで泳ぎきり追跡の手を逃れていた脱走犯の手際は見事なものだ。そもそも殺人などを犯した凶悪犯ならまだしも、窃盗で服役していた彼をそこまでの費用と労力、さらには島民への多大なる迷惑を顧みずバカの様にひたすら探し続ける警察の姿勢には呆れ果てるばかりだ。今回は身柄を確保できたものの、大々的な包囲網で彼を追い詰めたあまりに第三者に危害を加える恐れもあったわけで、ここでも警察のレベルの低さが分かろうものだ。
結局のところ執拗なまでに彼の捜索を続けた理由は脱走を許した法務省と、小さな島だというのに一向に脱走犯を逮捕できない警察の面子を保つためのことで、いかにも小役人がやりそうなことだ。
身柄を確保された彼は懲罰房に入れられるんだろうな・・もう一度脱走しようという気力を削ぐためにね。受刑者だけど彼はよくやったと思うよ。

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