2018-04-14

軍事的攻撃の裏側で
















シリアのアサド政権が化学兵器を再び使用したとして、米英仏の連合軍がミサイル攻撃をしたが、果たしてその効果は如何ばかりのものか?懲罰的な軍事行動を行なったとしてもおそらくその効果は限定的なもので、化学兵器での攻撃能力を削ぐものではない。ならばアサドそのものを狙った攻撃を行うべきだが、それをやった気配は無い。とどのつまりは効果なミサイルを使ったアピール合戦にしかほかならない。米英仏の攻撃にシリアの後ろ盾であるロシアは強く反発しているが、これも織り込み済みのことなのだ。
全ては大国によるパワーゲームでしかなく、今回のミサイル攻撃で命を落とした人々が何人なのかは分からないが気の毒でならない。
結局最後に泣くのは常に一般のシリア国民で、不運なことに大国の諍いに土俵を与えてしまっているのだ・・
この状況が一体いつまで続くのだろうか。改めて何もできぬ国連の存在意義を問いたいと思う。

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