2018-04-13

大失敗
















昨夜のことだ。保護した猫がだいぶ我が家に慣れて来たと見えて、リビングをうろついたり、餌を食べたりとかなり活発に動き出し始めていたのだが、テレビ周辺が気になったと見えて急にテレビに跳び乗り、そこを足場にしてテレビ台の上に飾ってあるものを倒したり落としたりしながら奥に潜り込もうとするじゃないか。そこは我が家のネットワークの心臓部でもあるので入って欲しくない。なので『こらこら』と両側から抱き上げた瞬間、がぶりっ!と思いっきり右手親指を噛まれた。イテテ!と押さえ込もうとしたところを今度は左手親指付け根を噛まれ、さらには後ろ足で激しく引っかかれてしまった。あまりのことに猫を放り投げたが、両手からは血が滴り落ちて流し台に血溜まりができる惨状だ。すぐに消毒をしたが、右手親指には3つの穴が空きどんどん血が噴き出してくる。しばらくすると血は治ったが今度はズキンズキンと痛みが襲って来た。
当の猫は僕の剣幕に恐れをなして何処かに逃げ隠れ、一晩たった今でも姿を見せていない。
もちろん噛んだ猫に対しては怒りを感じているが、これは明らかに自分のミスだ。しばらく猫を飼うことから遠ざかっていたので猫がどんなものかを忘れ、不用意に猫を抱き上げたのがマズかった。猫にしてみればびっくりして防衛本能を働かせたに過ぎないが、その代償はかなり痛いものだ。猫を持つときはやはり首根っこを掴んで持ち上げないとダメだな。特にまだ心を許していない猫ならばなおさらだ。その距離感を分からずにやった自分にこの怪我の責任はあるが、まだズキズキと痛むよ。治るには相当時間がかかりそうだ。

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