ついにイスラエルがイランに対して報復攻撃を行った。ただし軍事拠点に限定した攻撃を行った様で、すでに攻撃を完了したと発表している点から見れば、イスラエル側もこれ以上のエスカレーションを望んでいないと言うことなのだろう。このイランとイスラエルの直接攻撃の応酬は双方ともメンツを保つために行っている様なもので、ある意味茶番でしかない。そんなことなればそもそもやらなければよいと思うのだが、そう簡単に済まないところが中東という地域の特殊性なのかもしれない。拳を勢いよく振り上げたもののそれをどうしたらよいかわからずこういう結果となった、ただそれだけのことだ。こんなくだらない駆け引きのために命を落とす人たちは本当に哀れだと思う。同じ中東地域で争っていても結局はお互いの足をひっぱり会うだけで経済も疲弊し、多くの人が命を落とし、新たな争いの種を蒔くだけで未来に対して何一つ良いことはない。アメリカの全面バックアップを受けるイスラエルは何も問題は無いと言い切るかもしれないが、同じ域内にある以上影響を受けぬはずはない。こんな消耗戦は直ちに中止し、未来への道を歩むべきだ。
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