2018-02-02

霧中
















心配された雪は降らず雨で終わってくれたようだ。ただ日が昇ると辺り一面濃い霧に覆われ見通しは数十mほどしかない。この霧を裂くように通勤の車がせわしなく行き交うが、それはふわ〜と流れる霧とはまるで対照的で時間軸の違いを際立たせていた。
その濃い霧の中にJackieを連れて溶け込んでゆく。
全てが凍てつく朝と比べ霧の朝の空気は穏やかだ。刺すような刺激もなく潤いを感じることができる。この潤いを保ったまま春になってくれればよいのだが、残念なことに来週早々再び強烈な寒気が南下するという。
この冬の寒さは格別だ。
さあ、もう少し辛抱せねばなるまいぞ。

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