2009-06-21

仲間たち


これまたボリューム満点の朝食を囲みながらあらゆる方面の話題について語り合い、その話題はいろいろかたちを変え、人を変えながら繋がってゆく。
カンボジア内戦当時の僕達はずっと若く、その頃の写真を見ながら『変わってねえな』とか『ちょっと太ったんじゃない?』と、言いたい放題。そうだな・・変わった点と言えば、当時のまだ若かりし自分達が内包していたものを、今の自分達は少なからずそれを土台にして、自分の生き様として表現しているところかな。

まだ銃やロケット砲を持った兵士がうろつくアンコールワットを、バイクをチャーターしてみんなで回ったことが昨日のことのように思い出され懐かしく、胸にキュッと来るものがある。確かに僕らは若く、無謀で、愉快だった。あの時の輝く様な経験を分かち合える仲間がいることは、僕の一つの拠り所でもあるのだ。その後みんなは分かれて、それぞれの旅を続け、今も続けている。でも僕らはまたいつでも『あの場所』へ集うことが出来る。それが『仲間』と言うものさ。

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