2009-06-14

超ド級ムカデ出現す!



相変わらずの草刈り作業は山場を迎え、いよいよ堤防南斜面の葛の本丸へと攻め込む。遠目から見るだけでも葛の葉が薮の上面を覆い尽くし、その葉の下にはススキや野茨が絡み合うように混在しているのが予想され『さて、どこから攻めるべきか・・』と、しばし考え込みながら新品のチップソーに交換し燃料を満タンにする。
実際に刈り始めると作業は難航を極め、草刈り機に葛以外にも様々な蔓系植物が絡まりうまく刈り払えず往生する。そこを少し乱暴なくらいに草刈り機を振り回し僅かずつ進んでゆく。長年ほったらかしになっていたせいでゴミの量も尋常ではなく、ドッジボールにサッカーボール、ソフトボールに漂白剤のボトル、アルミサッシに傘や鍋といった雑多なモノが出て来る出て来る!その度に草刈り機を止め、一カ所に集めては刈り進んでゆくの繰り返し。大汗をかいて熱中症気味になり始めたところで大方の草を刈り一段落。刈り終わって分かったことは葛の根のほとんどは、コンクリート擁壁のちょうどコンクリートの目地の隙間から出ていたということだ。そのせいでコンクリート擁壁にゆがみが出ているほど。あらためて葛の強靭さを思い知らされた気がし、おそらくこれしきのことじゃ壊滅させることは無理だろうと、終わりなき闘いが始まったことを実感する。

草刈り作業中、枯れ草の塊を払ったときにその下から鉄砲ミミズ級のムカデが出現し、一瞬凍り付き草刈り機を持って身構えてしまった。その大きさと言ったら確実に20cmを越え、超ド級の恐ろしさだ!それほどの大きさともなったらムカデ特有の赤みを帯びた感じはなく、全体的に深い緑色をし如何にも強そうだ。こんなヤツに噛まれたら一瞬にしてショック死するか、その痛さに発狂してすぐそこの川に身を投げるしかないだろう。虫に対してこれほどの恐怖を感じたのは久しぶりだ。と言うか、これほどでかいムカデを見たのは始めてだ。この世にはまだまだこんな恐ろしい生き物が、しかもすぐ近くに潜んでいるんだね・・ちなみにムカデには噛まれんかったけど、足元から這い上がってきた蟻に右膝周辺を執拗に噛まれ、痛くて痒くてたまらない。これも草刈りの報いだろうね。

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