2007-07-15

持つがゆえ


台風はさほどの影響もなく過ぎ去り、思っていたよりも早く天気が回復してくれたおかげで草ぼうぼうだった西隣との境を刈り払うことができた。台風の吹き返しの風があるとは言うものの尋常ならざる蒸し暑さの中でひたすら鎌を振り回すのは大変な作業なのだ。思えば実家の草刈りなどもすべて親父がやっていてそれが当たり前だと思っていたが、いま自分が家を持つ身になって大汗かきながら草をむしりつつ、親父とまったく同じ道を自分は進んでいるのではないか?と考えたり、子供達は自分と同じように家関係の仕事は父親の仕事と決めつけて手伝ってなんかくれないだろうな・・と思ってみたりと、アパート住まいでは分からなかったことがどんどん出て来てその度に慌てたり、戸惑ったりの繰り返しの毎日だ。それが持つ身となったがために背負わねばならぬ荷なのだろう。

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