2007-07-07

 道理


アパート引き払い後に損傷などをチェックする査定に立ち会い、今日その結果を聞かされた。単純に次の入居者が入るための補修費はざっと見積もって35万ほど。その内の僕達の負担費は約半分ほどだと言う。となるとアパート入居時に預けていた敷金が18万だったのでその全額が没収される事になるのだ。まあ、7年も住んでいたのだからしょうがないとあっさり承諾しそうになるが、そう素直になっちゃいかんのだ。畳や襖、壁紙の張り替え、ハウスクリーニング、キーシリンダーの交換など、こんなものらは7年も住んでいた借り主が払う必要は全くないのだ。畳表で3年程、襖、壁紙で6年程で減価償却されて価値は全くない物となる。特に故意に損傷を与えた物でない限りこちらが払う必要は無いと民法で定めたガイドラインにうたってある。その辺りの事を主張し、受け入れられ無ければ少額訴訟も辞さないと言うと、返って来た答えは僕が損傷を与えた石膏ボードの修理代1万円は出してもらうが、残りは帰すという事だった。正直あまりにも簡単に話がまとまったので戸惑ったが、17万近い額がこちらに戻って来る事になる。これも自分の考えを主張したから戻って来ただけで、そのまま黙っていれば何もなかったのだ。ちょっと言うだけで17万。さあ、あなたならどうする?

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