2025-03-24

春雷


 寒気の南下に伴い天気が不安定となり、帰宅するとすぐに雨が降ってきた。雨風と共に雷が発生する様な荒れた天気となったが、山火事が延焼中の岡山や今治では雨が降ったのだろうか。雨雲レーダーで確認すると今治方面の雨雲は薄かったが、岡山辺りでは結構濃い雨雲がかかっていたのでそれなりの雨量があったのではないかと推測できる。ただ実際とレーダー解析では差があるのでニュースで確認するしかない。しかしなぜこうも山火事が発生するのだろう。アメリカやオーストラリアなどとは違い日本では自然発生的な山火事はほとんどないという。となると火事の原因は人為的なものということだ。大船渡で起きた大規模な山火事もはっきりと原因を特定できていないが人為的な失火が原因であることは間違いないだろう。極度に乾燥した気候や強風などの条件もあるだろうが、風の強い日は焚火をしないなどのごく基本的なことを守ってさえいれば防げた人災だ。これだけ山火事の被害について報道しているにも関わらずなぜ焚火による失火が絶えないのか。これはやはり『山火事は人ごと』という感覚でいるからだろう。あの火事を自分が起こしてしまうかもしれないと想像できる人であれば、乾燥した強風下で敢えて焚火をしようなどどは思わないはずだ。その想像力の欠如が取り返しのつかない被害を生んでしまっている。明治32年に制定された失火法によって、失火原因に重大な過失がなければ損害賠償の責任が無く、また失火元へ損害賠償請求もできないとなっており、自ら火災保険に加入して自己防衛するしかない。

いまだに何でもかんでも焼却処分をする人が高齢者を中心に多くいる。そういう連中に失火の危険性を訴えてもどれだけ響くだろうか。失火法の重過失に相当する内容を具体的に改正する必要を感じる。

0 件のコメント: