2025-03-14
ロシア動かず
ウクライナ・ロシア戦争の停戦案を案の定プーチンが拒否した。拒否したと言っても強く拒否したわけではなく、これではまだ足りないというニュアンスを残しての拒否だ。この辺りが本当にうまい。ただ単に突っぱねるだけならトランプの反感を買うことは分かっている、なのでディールの余地があることを匂わせての拒否だ。こうすることでトランプ側は脈があるものと思ってウクライナに対してさらなる譲歩を求めるかもしれない。例え有利な条件を引き出せなかったとしても時間稼ぎをすることができるのは大きい。ウクライナはトランプ政権の嫌がらせで武器の援助が滞っており、重要情報の提供も止められていた。ロシアはそこに付け込んで猛攻を仕掛け、ウクライナに占領されていた州の大部分の奪還に成功している。ロシアにとってみればこのまま曖昧な態度を続け時間稼ぎをしつつ、猛攻をし続けた方が交渉には何かと有利になる。要するに停戦を急ぐ理由などロシア側にはないということだ。むしろアメリカとウクライナが対立している今こそが絶好のチャンスで、ひょっとすると勢いに乗って首都キーウの陥落を狙っているかもしれない。もしそうしたら当然トランプは激怒するだろうが、激怒したところでロシアに対して何もできないことはプーチンはよく分かっている。結局馬鹿を見るのはウクライナで、それを理解しているから前回の首脳会談でゼレンスキーがはっきりと物申したのだろう。実際は『お前達以上にプーチンは賢く手強い』と言いたかったに違いないがね。
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