2019-11-19

独善の行方























トランプ政権がまたも愚かな決定を下した。
イスラエルが占領を続けるヨルダン川西岸にユダヤ人が入植することを『国際法に違反しない』との見解を示し、40年維持して来た立場を放棄したのだ。 これはトランプ政権の度重なるイスラエルへのプレゼントであり、狙いはユダヤ人社会の持つ潤沢な資金と親イスラエルのキリスト教福音派の支持を得るためで、要するに自分自身の利益を最優先にした結果だ。
このトランプ政権の決定に対しパレスチナ側は猛反発し、国際社会に対してアメリカの無責任な行動を非難するよう訴えている。これで中東和平が絶望的になったのは間違いない。トランプはバカだから今回の決定がアメリカに何をもたらすのか分かっていないはずだ。彼の周りには今や拝金主義者のイエスマンしか居ないため彼を諫める者は無く、アメリカの国益ではなく自分たちの利益のみを追求することが許される風潮となっている。
トランプ政権の独善的な行動はもはや目に余る。一刻も早くトランプを罷免しなければ、ヤツによって作り出された歪みがとんでもない結果をもたらすことになるはずだ。

0 件のコメント: