2010-11-30
叩けば叩くほど
いや〜出てくる出て来る。各国の政府関係者には冷や汗ものだろうね。そりゃ、どんな罪を着せてでもアサンジ氏を捕らえたいわけだ。しかしここに大きな勘違いがある、もうすでに扉は開かれてしまったのだ。アサンジ氏1人を逮捕したところで、第2第3のアサンジ氏が次々と現れて同じようなことをするだろう。彼らは機密情報を公開することを『正義』だと思っている。かたや各国政府は『犯罪行為』であると言い真っ向から対立している。機密情報をリークすることすべてがそのまま『大義』ある行動とは思わない。しかし、その機密情報の中には国民が知らねばならぬものも数多くあり、それらは民意を無視して極一部の政府関係者によって封印され、情報操作に利用されたのだ。
当然政府にとっては公にしたくない情報が流されたので嬉しいわけはなく、なんとしてでもこれ以上のリークを止めたいと思っているだろう。しかし時すでに遅し。天才ハッカーでもあったアサンジ氏の行動はおそらく裏社会に生きる他のハッカー達から注目され、権力組織と共闘する者が後を絶たないはずだ。
そもそも問題はどこにある?隠し事を暴いたから犯罪者か?じゃあ、人々に嘘や隠し事をして来た政府には罪がないというのか?
各国政府関係者は一様に機密情報のリークが『国益を損ねた』と言う。だが、国益を損ねたかどうかを判断するのは人々であって、政府の一部の人間達ではない。彼らは自分たちの失態を隠したいだけなのさ。機密が公にされると自分の立場が無くなるからね。
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