2020-10-04

我が敵はモグラなり













相変わらず表の川にヌートリアが生息しているものの、まだ数が少ないために畑の作物まで荒らすことはなく平穏な日々が続いている。だがヌートリアとは違う意味での厄介者がモグラだ。モグラが作物を食い荒らすことはないが、畑の土壌にいるミミズやコガネなどの幼虫を狙って縦横無尽にトンネルを掘り、それが作物の根本に及ぶと生長不良になったり枯れてしまうこともある。特にこの時期は冬野菜の種まき期に当り、タネを播いた直後や、無事発芽して双葉が出揃った頃にモグラがその直下をもこもこと通過するため畝が陥没し、ダメになってしまう。そんな被害が多発していたのでモグラ捕獲用の罠を設置し、春から夏にかけて何匹か退治してやったのだ。その甲斐あってしばらくモグラ被害は出ていなかったのに、ここ最近になって再び庭の中や畑に頻繁に出没するようになり、ついに発芽したばかりのホウレン草の畝をやられたのだ。さっそくモグラの通り道に罠を仕掛けてはいるがまだ掛かってはいない。モグラのトンネルには2種類あって、毎日通る本道と餌を物色する時に通る枝道とがあり、うまく本道に罠を仕掛けられたら掛かる確率が高いが、枝道だといつ通るか分からないので時間がかかる。なので時々罠の位置を変えるなどして試行錯誤するしかない。『そんなんほかっておけばいい』と思うかもしれないが、放置しておくと畑はボコボコになり作物は全滅する。

ひとつ対処すれば次はこれ、といった具合に畑仕事に終わりは無い。だから畑仕事をしているとぼーっとしてはいられない。

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